2021年9月現在、わが家は中国電力の電化スタイルコースと契約しています。
このコースを契約した理由は特にはありません。
ホームメーカーが手続きしてくれていた電化スタイルコースを特に変えていないというだけです。
とはいえお得を追求している私にとって電化スタイルコースが本当にわが家にとってお得なの?という疑問が湧いたので調べてみることにしました。
(2023年5月28日追記)ブログをみてくださってありがとうございます!!
本記事は2021年9月ごろ投稿したものです。
2023年4月以降、中国電力の料金見直しがありました。
その関係で現在この記事は
細かい面で参考にならないものとなって
おります。(土下座)
折角来ていただいたのにすいません……
今はこの記事の料金ではありません。。。
さらに2023年6月以降にも値上げが発表されておりますので、
また内容が変わります!!
今現在詳しい説明抜きでオール電化の方でおススメできるコースは個人的に
年間で見て400kwh超える月が多ければ電化スタイルコース
年間で見て400kwh超える月が少なければナイトホリデーコース
をお勧めします!基本的にこのブログ記事の内容と一緒です。
わが家は年間で見て400超えない月が多いので
最近ナイトホリデーコースに切り替えました!
ナイトホリデーコースに変えたら電気代が電化スタイルコースの時より月額1000円くらい安くなりましたよ!!(2024年7月追記
詳しい記事はまた後日あげたいと思っていますが、
いかんせん個人的に調子がよろしくないのでいつになるやら…。
とにかく電力会社さん…電気代上げ過ぎだよおおおおおお
4月以前と比べて4月以降は電化スタイルコースで
1kwh当たり15円の値上げですよ?!!
うちにとっては赤字まっしぐらでええええええ!!(´;ω;`)
皆さん、夏場はまだ政府の負担や燃料調整費などが安いので
電気代は抑えられていますが、
「え?なんか電気代安くなった?」と勘違いしていはいけません。
それがいつまで続くかわかりません。
ガソリン代も6月から徐々に政府の負担が無くなるようで高くなりますし…
やばそうなのは冬場なので、
今から冬場に備えての電気代を貯めておくことを
強くおススメします。
電化スタイルコースとは
中国電力の電化スタイルコースは、電化住宅向けのコースとなっているそうです。
また、電気給湯機等をご使用で、電気のご使用量が比較的多いお客さま(月平均ご使用電力量400kWh超過)にもおすすめ、とのこと。
デイタイム、ナイトタイム、ホリデータイムという時間区分があり、デイタイムは料金が割高、ナイトタイムホリデータイムは料金が割安な設定となっています。
電化スタイルコース料金
こちらは電化スタイルコースの基本料金です。
基本料金 | ||
---|---|---|
ご契約電力が10kWまで | 1契約 | 1,650.00円 |
ご契約電力が10kW超過 | 1kWにつき | 407.00円 |
基本料金の『ご契約電力が10kWまで』の意味がイマイチわからなかったので中国電力に確認したところ
ご契約電力というのは1度に使用した電力のことを指しているので、一般家庭で10kW超える家庭は殆どないとのことでした。
そのため基本料金は一般家庭だと基本1,650円と思っていていいと思います。
ちなみに我が家で1度に使用する電力は3kWにも満たなかったです。
各時間帯の料金表です▼
電力量料金 | ||
---|---|---|
デイタイム(夏季) | 1kWh | 32.68円 |
デイタイム(その他季) | 1kWh | 30.62円 |
ナイトタイム | 1kWh | 14.87円 |
ホリデータイム | 1kWh | 14.87円 |
表から見てわかる通りデイタイムはナイトタイムの約2倍の料金です。
これは日中に使うと料金が跳ね上がりますね…
我が家の利用状況
わが家の仕様
まずは我が家の仕様について
- 高気密高断熱住宅
- オール電化
- 太陽光パネルあり
- 蓄電池無し
- 延床約32坪
- 夏はエアコンほぼ24時間稼働
- 食洗機、洗濯機、除湿器等は出来る限り夜に使用
- 日中家にいることが多い(子供が小さい)
このような条件で8月は過ごしていました。
8月電気料金と使用状況
これは8月の電気料金表の詳細です▼
全体180kWhの使用量に対してデイタイムが約21%、ナイトホリデータイムが約79%の使用割合でした。
デイタイムの使用量が少ないにも関わらず金額はナイトタイムとほぼ変わりません。。
太陽光発電をつけていなかったら料金は倍以上かかっていたと思います。
中国電力の他のコースにも当てはめてみる
中国電力には、電化スタイルコース以外にもいくつかのコースが設けられています。
我が家の使用量を元に他のコースにも当てはめてみました。
使用量が同じなので燃料調整額や再エネ賦課金は電化スタイルコースと同じ金額で計算します。
スマートコース
基本料金はなく、使う電気量が少なければ少ないほどお得になる。平均使用電力量400kWh以下におすすめのコース。
最初の15kWhまで | 1契約 | 227.37円 |
電力量料金 | 15kWhを超え120kWhまで | 20.79円×ご使用電力量(該当部分) |
---|---|---|
120kWhを超え300kWhまで | 27.47円×ご使用電力量(該当部分) | |
300kWh超過 | 29.59円×ご使用電力量(該当部分) | |
計 | 上記各金額の合計 | |
燃料費調整額 | 燃料費調整単価×ご使用電力量 | |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 再生可能エネルギー発電促進賦課金単価×ご使用電力量 | |
合計金額 | 上記各金額の合計 |
このスマートコースに我が家の使用量180kWhを当てはめると
27.47円×180kWh=4944.6円
燃料調整額-133.2円
再エネ賦課金+604円
スマートコースでの電気料金 5,415円
シンプルコース
ご家族が多いご家庭や、昼間は家にいることが多い家庭、電気のご使用量が月平均400kWhを超える家庭におすすめのプランとのこと。基本料金はなく、料金単価が一定でわかりやすい。全く使わないときは最低月額料金1,650円がかかるというもの。
電力量料金 | |
---|---|
1kWh | 25.78円 |
最低月額料金 | |
---|---|
1契約 | 1,650.00円 |
電力量料金 | 25.78円×ご使用電力量 |
---|---|
燃料費調整額 | 燃料費調整単価×ご使用電力量 |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 再生可能エネルギー発電促進賦課金単価×ご使用電力量 |
合計金額 | 上記各金額の合計 |
わが家に当てはめていきます▼
25.78×180kWh=4640.4
燃料調整額-133.2円
再エネ賦課金+604円
シンプルコースでの電気料金 5,111円
ナイトホリデーコース
ぱっと見は電化スタイルコースと変わらないのですが基本料金1,650円がかからないです。
ただし、電気を全く使わないときは最低料金の1,650円がかかるというところがちょっとややこしい。
デイタイムやナイトタイムの時間区分は電化スタイルコースと同じです。
基本料金が無い分、デイタイムとナイトホリデータイムの料金が電化スタイルコースと比べ少し高いのが特徴的です。
電力量料金 | ||
---|---|---|
デイタイム(夏季) | 1kWh | 40.96円 |
デイタイム(その他季) | 1kWh | 37.21円 |
ナイトタイム | 1kWh | 18.21円 |
ホリデータイム | 1kWh | 18.21円 |
最低月額料金 | |
---|---|
1契約 | 1,650.00円 |
電力量料金 | デイタイム(夏季) | 40.96円×ご使用電力量(デイタイム夏季) |
---|---|---|
デイタイム(その他季) | 37.21円×ご使用電力量(デイタイムその他季) | |
ナイトタイム | 18.21円×ご使用電力量(ナイトタイム) | |
ホリデータイム | 18.21円×ご使用電力量(ホリデータイム) | |
燃料費調整額 | 燃料費調整単価×ご使用電力量 | |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 再生可能エネルギー発電促進賦課金単価×ご使用電力量 | |
合計金額 | 上記各金額の合計 |
我が家に当てはめます▼
デイタイム(夏季)40.96円×38=1556.48円
ナイトタイムホリデータイム18.21円×142=2585.82円
燃料調整額-133.2円
再エネ賦課金+604円
ナイトホリデーコースでの電気料金 4,613円
各コース比較
計算の結果なんとナイトホリデーコースが一番安く済むということがわかりました。
元々電化スタイルコースは月使用量が400kWhを超える家庭におすすめのプランなのですが
同じ使用量でも1,000円近く安くなるのは驚きです。
使用量が少ないならナイトホリデーコースの方がお得
ナイトホリデーコースは基本料金が無い分各時間区分の電気料金が割高ですが
太陽光発電があるなどで、日ごろの使用量が比較的少なければこちらのコースの方がお得になる可能性があります。
使用量が電化スタイルコースの1,650円分を超えない限りナイトホリデーコースの方がお得です。
使用量が多くなればなるほど電化スタイルコースの方がお得
日中夜間共に使用量が多いご家庭や
オール電化で太陽光発電を載せていないなど使用量が多くなるご家庭では電化スタイルコースの方がお得になります。
どれくらいの使用量まで行けば電化スタイルコースの方がお得なのか。
わが家の デイタイムが約21%、ナイトホリデータイムが約79%の使用割合で計算しても
やはり中国電力でも勧められているように、400kWhを超えた場合に電化スタイルコースの方がお得になりました。
まとめ
引っ越して約3か月。夏場の電気の使用量は多くて180kWh前後です。
これは日中の電気を太陽光発電に頼っているため少ない使用量で済んでいます。
日中に電気をあまり使用しないわが家の場合、使用量400kWhを超えないと電化スタイルコースはお得ではないことがわかったので、今後は変更も視野に入れていきたいと思います。
とは言え冬になるとまた電気の使用量が変わってきます。
冬場の使用量が多くなれば電化スタイルコースの方がお得になる可能性もあるので、とりあえずは電化スタイルコースを継続し、冬場の電気使用量の変化を比較してから変更の検討をしたいと思います!
また冬のレビューにご期待ください♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
参考サイト:中国電力ぐっとずっと。WEB▼
3人家族夏の光熱費について▼
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